EXILE-ATSUSHI 17-11-12 23:04

言わずと知れた、avexグループホールディングス代表取締役社長の、松浦社長だ。海外に行く前に、近況報告とお誕生日に伺えなかったお祝いも兼ねて、一緒にお食事させていただいた。
この方がいらっしゃらなければ、間違いなく今日の僕は存在しない。そしてEXILEすらも。
HIROさんほどではないが、僕もデビューからずっとお世話になっているし、思い出を語らせていただいたらキリがない…。
印象的なお話を2つだけ。

デビュー当時、すぐ1stアルバム”Our Style” の制作に取り掛かり始めた頃だった。僕が入る前の、初代J Soul Brothersの曲をカバーして入れろという指示が、どこからともなく、レコード会社の上の方の人から降ってきた…。(まぁ、実際最初に自分の声がドラマの挿入歌として流れた時はJ Soul Brothers名義だったので、事実上僕も少しの間は、J Soul Brothersの一員ではあったのだけれど…。だから今でもサインにJ・S・Bの文字が残っているわけで…。)
僕は内心、”名前をEXILEに変えたのになぜ、JSBの曲をカバーするのだろう…?” と、今考えれば失礼、生意気、極まりないが、当時は本当に純粋な疑問として、飲みの席で松浦社長に思いきってぶつけてみた。
すると、返事は至ってシンプルで、単純明快だった。”すごくイイ曲なのに、まだ世の中に知れ渡ってないから、だからお前らが歌うんだよ‼️” 僕はただただ、なるほど‼️と心底納得して、そしてそのままレコーディングに入り、結果ファーストアルバムがすぐに20万枚を超える売り上げとなった。松浦社長のプロデュースしたEXILEという矢は、一投目で見事にミュージックシーンを捉えたわけだ。

デビュー当時から、松浦社長のおっしゃることは、いつも未来の預言者みたいに、見事に僕らの未来を良い方向へと導いてくれた。We Willという曲も松浦社長が大切に温めていた曲を、ここぞのタイミングで僕らにくださった。それが、EXILEの2ndアルバムの、さらなる飛躍に繋がった。
いつでも、僕らのことを気にかけてくださっていて、あたたかい目で見守ってくださっている。そんな松浦社長が僕にかけてくれた言葉の中で、印象的だった出来事がある。

それは、SHUNちゃんが卒業する事になり、自分自身もポリープの手術を終え、TAKAHIROとAKIRAが加入して、Everything, Lovers Again, 道、と立て続けにリリースした頃の話。
松浦社長とのお酒の席で、、それまでは ”ちゃんとしろよ‼️調子に乗るなよ‼️頑張れよ‼️” そんなありがたいお言葉をずっとかけてくださっていた。ところが、その日は、”よく頑張ったな‼️ありがとうな‼️” そんな言葉をかけてくださった。
松浦社長からしたら、何も気にせずいつもの様に声をかけてくださったのだと思う。しかし、その言葉が明らかに違っていた。その瞬間涙が溢れそうになったのを、今でも昨日のことの様に覚えている。

必死で涙をこらえたのを今でも覚えている。1/100ミリでも、ほんの少しでも認めていただいた瞬間だったのかもしれない。それが何よりも嬉しかった。
正直その時期は、自分的にもかなりキツい時期だったから。だからこそ、それを乗り越えた時の、壁をぶち破った感は、自分でも感じていた。しかし、何で松浦社長は、それを手に取るように分かっていらっしゃるのか、不思議でしょうがなかった…。
本当にこの人超能力者なんじゃないかと思うくらい(笑)、心を読まれている感じがした。いや、僕らの心を感じてくださっていた。

その後も、自分の気持ちがどうしようもなくなって、シンガポールまで行って、人生相談を聞いていただいたこともあったり、時にありがたいお叱りのお言葉を受けたこともある。
怒っていただけることの大切さは、この歳になると余計に身に染みる。
ここでお伝えしておきたいのは、その全てが、松浦社長の伝えたい本心があってのことで、しかも自分の未熟さ故だということは、言うまでもなく、今になって理解できるどころか、おっしゃっていただいた瞬間からずっと理解しているつもりだ。

これは言ってイイのか分からないが、松浦社長が涙ながらに、いろいろな想いを、僕に打ち明けてくださった事もあった…。あの時は、本当に震えた…。心も手足も魂も、全て震えた。自分より年上で、こんなにも身分の違う、社会的地位も名誉も持ってらっしゃる、一部上場企業の社長さんが、僕に本当の ”愛と弱さ” を見せてくださった。
もう今後の人生でも、二度とない事かもしれない。僕はあの松浦社長の涙を一生忘れない…。そんなにも素敵な人なんです。

松浦社長いつも本当にありがとうございます。そして、心より感謝しております。そして、これからもどうか、よろしくお願いいたします…。