4/27 #yagihighleg#
なんとなく風邪っぽいが、気のせいかもしれないとやり過ごし続ける。早3日目。
借りた本を返しに図書館に行った。結局あまり読めていないのだが、とにかく返却しないといけない。おそらく頼めば貸し出しの延長ができるのかもしれないが、延長したところでまた同じ状況が再現されるだけかもしれないので、やめておいた。
家までの短い帰路、車中でふとMISIAが聴きたくなった。MISIAといえば「Everything」、ドラマ「やまとなでしこ」の主題歌である。最近Netflixで配信が始まったらしい。子供の頃、昼過ぎのテレビで再放送されていた記憶がある。私がラブストーリーというものに人生で初めてまともに触れたのは、多分このドラマかもしれない。朴訥とした堤真一と可憐な松嶋菜々子を、家のリビングでただテレビ画面越しに眺めていた。子供なので内容をよく理解していなかったと思うが、今もいくつかのシーンは覚えている。2人でボート乗ってるやつとか。
そういうわけで改めて「Everything」を聴いた。
当たり前だがやはり良い曲だった。いろいろと思い出補正もあるのかもしれない。それでもこの曲は、10年後もその先もふと思い出して聴いた時に同じように良い曲だと思える確信を、私に抱かせる。それが名曲というものなのかもしれない。
感動冷めやらぬまま、某Tubeをザッピングしていると、布施明が「Everything」をカバーしている動画を見つけた。どんな感じなんだろう、と見始める。歌には布施明流のアレンジが全体的に加えられており、なるほどなぁと聴いていたが、気づけば目の奥で涙がじわっと湧き出てきて、それは自分でもびっくりだった。布施明の歌そのものに、すっかり胸を打たれてしまった。歌は自分が考えるよりも、もっと素晴らしいものなのかもしれない。
胸いっぱいの気持ちで、ベランダに向かう。
最近、稲を育て始めた。バケツに土と水を入れることで簡易的な田んぼを作り、そこに稲を植えて育てるのだ。苗は実家から貰ったものだ。先日実家の田植えを手伝ったとき、無事に作業は終わったのだが、稲がそこそこ余ってしまった。毎年多少は余るものの、今年は例年以上に余った。結局は捨てることになるのだが、なんだか勿体ない気持ちが芽生えてしまい、余った稲を少しだけもらって育てようかなという考えに至った。それをそのまま祖母に告げると
「どうせ枯らすんだろうなぁ、お前は」
と言われたので、反射的に
「どうせ捨てる稲だもんなぁ、別に」
と言い返してしまった。
そのまま事もなく流れて、結局祖母も私が稲を持ち帰る用の新聞紙を用意してくれたりしたのだが、あの時自分のした反論がすごく間違ったものだったと後になって気づいた。
枯らさずに育てられるのだろうか。
薔薇よりも美しい稲穂が、実るのだろうか。
发布于 德国
