#莲理枝memi[超话]#
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「SAKAMOTO DAYS」実写主演は「未知との戦い」拳の皮が剥けるまで猛特訓・ふくよかボディ変貌…徹底した役作りに迫る
― 『SAKAMOTO DAYS』との出会いを教えてください。
目黒:友人から「めちゃくちゃ面白い」と勧められたのがきっかけです。実際に読み始めたら一気に引き込まれてしまって、早く続きが知りたいと読み進めていました。
― 実写化は難しいと言われていた中、いざご自身が作品の世界に入り込み、坂本を演じることになった際はどのようなお気持ちでしたか?
目黒:原作に対してリスペクトを持っていたので、お話をいただいた時は驚きとともに、純粋に嬉しさが込み上げました。それと同時に、原作ファンの方や、僕と同じようにこの作品を愛している方がたくさんいらっしゃると思うので、みなさんにしっかり届くものにしたいと感じました。まだ作品を知らない方にも、僕が原作に触れた時に感じた面白さを、スクリーンを通して伝えていきたいです。実写映画にするということは、生身の人間が動いて、その一つひとつの熱量が繋がって映像になるということ。その実写ならではの良さをしっかり引き出して、幅広い層の方に喜んでいただける作品にしたいという覚悟もありました。
― 原作ファンとして、初めてセットに足を踏み入れた際はいかがでしたか?特に印象に残っているロケーションやセットがあれば教えてください。
目黒:『SAKAMOTO DAYS』といえば、やっぱり「坂本商店」ですよね。セットも原作の世界観を忠実に再現しているのですが、同時にそこでリアルなアクションを繰り広げなければならないので、アクションの動線もしっかり練られた広さや配置になっていて、あらゆる要素が計算されて作られた「坂本商店」になっているなと感動しました。そこにいるだけで不思議と落ち着くような感覚もあって一番印象に残っています。
― 演技のお仕事に関して、これまでは「観てくださる方に“何か伝えたい”」という想いで挑むことが多かった中、本作については「自分のために出演したい」とお話しされていました。その“自分のため”という言葉には、どのような想いが込められているのでしょうか。
目黒:まず、お話をいただくずっと前から原作が大好きだったんです。単行本の1〜2巻が出たばかりの頃から読んでいましたが、まさか自分が実写で坂本を演じさせていただく日が来るなんて、当時は1ミリも思っていませんでした。それほど作品そのものが好きだったという想いが一つあります。そしてもう一つは、僕自身が今、アクションにすごく興味があって、どんどん突き詰めていきたいと感じていたからです。また、コメディにも挑戦してみたいという気持ちもあって、僕が好きなものや挑戦したいと思っているものが凝縮されていた作品だったので、「自分のために出たい」という想いがありました。
― 実際に撮影を終えてみて、“自分のためになっている”という実感はありますか?
目黒:とにかく楽しかったですし、やりがいがありました。クランクインの最初のシーンから、さっそくふくよかな状態の坂本だったのですが、午前中は全て特殊メイクの時間に使うので、撮影を始められるのは早くても午後からになるんです。ようやく“ふくよかな坂本”の姿に慣れ始めた頃にコメディシーンを撮ったのですが、アクションシーンと同じくらい汗をかきました(笑)。観てくださる方を笑わせるために、これほど全力にならないと笑ってもらえないのか、そこまで突き詰めないとコメディとして成立しないんだ、ということを痛感しました。また、初日から福田雄一監督の現場の熱気を肌で感じることができました。アクションも、笑いも、どうすればスクリーンを通して、みなさんに届くのかということに全力で挑んでいて、全てのシーンで同じくらいたくさん汗をかいていました。
― ちなみに、目黒さんご自身は怒られた時、素直に「ごめんなさい」が言えるタイプですか?
目黒:実際にその状況になってみないと想像できないですが、言えるタイプだと思います(笑)。
― “ふくよかな坂本”になったご自身の姿を鏡で見るのは徐々に慣れてくるものですか?
目黒:自分で見るのは、だんだん慣れてきました。ただ、スタジオやロケでいろいろな撮影場所に行く時、“フル装備の坂本”あるいは“一部だけ坂本”という特殊な状態の時もあったんです。移動中に関係者以外の方とすれ違うと、本当にみなさんを驚かせてしまうレベルのビジュアルで(笑)。もし僕が一人で歩いていたら、より一層びっくりさせてしまうだろうなと思ったので、なるべく一人では動かないように、常にマネージャーさんやスタッフの方と一緒に歩くように気をつけていました。
― “最強の殺し屋”という地位を捨てて、家族との平和な日常を選んだ坂本。目黒さんご自身も、坂本のように自身にとって大切なもののために、これまでの習慣を変えたり、守り続けていたりすることはありますか?
目黒:愛犬との時間です。僕は積極的に外に出るタイプではないので、仕事がない時はできるだけ早く帰って、少しでも長く撫でてあげたいなと思うんです。だから、少しでも早く帰宅したい、家で過ごす時間を大切にしたいと思うのは、ワンちゃんの存在が理由の一つかもしれません。劇的な変化ではないかもしれませんが、自分の人生の中で坂本の信条に近いものは何かと聞かれたら、その時間なのかなと思います。
― 坂本には“伝説の殺し屋”と“平凡な店主”という二面性がありますが、目黒さんご自身の中に“2つの顔”を感じる瞬間はありますか?
目黒:人間って、家族や友達、職場の人など、接する人によって無意識に少しずつ違う自分を出している気がするので、二面性というと難しいです。ただ、ワンちゃんと遊んでいる時の自分は結構違うかもしれません。そこに関しては、あまり詳しくお話ししたくないです(笑)。見られても全然大丈夫ですが、自分の中では確実に違う顔になっているなと思います。
― 目黒さんが本気モードに切り替わるスイッチやタイミングはありますか?
目黒:自分では全く意識していないのですが、周りから言われてたしかにと思ったのは、めちゃくちゃ腕まくりをしてしまうことです。これくらい(手首あたり)なら普通だと思うのですが、気づくとここまで(肩に近いところまで)上がっている時があって(笑)。周りから言われて、たしかに上げてるなと自覚しました。
― 今後、袖が上がっているのを見かけたら、“本気モードだ”と思って間違いなさそうですね。
目黒:たしかに(笑)。自分でも、その方が動きやすいのか、無意識に「よし、勝負だ」という気持ちになっているのかは分からないのですが、もうこれ以上は上がらない、というところまで上げてしまうことはあるかもしれないです。
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