辉KARASU
26-06-11 21:01

#中岛飒太[超话]#
FANTASTICS中島颯太がイングランドで出会った“本当の颯太”   セカンド写真集『THE SELF』を発売 
2026.06.11 Vol.Web Original EXILE TRIBE
撮影・蔦野裕
ダンス&ボーカルグループ、FANTASTICSの中島颯太が最新写真集『THE SELF』(幻冬舎)を発売した。2冊目の写真集となる本作では、中島自身をテーマにインプット&アウトプット。あこがれだったイングランドで撮影を敢行。「本当の颯太を見せてくれ!」と言葉をかけられながらの4日間の濃密な撮影の中で、カメラが映し出した“本当の颯太”とは? 本作への思いを本人に聞いた。

あこがれのイングランドで「自分の強さ、強みを探す旅」

ーー写真集『THE SELF』が完成。写真集としては2冊目になりますが、どんな一冊にしようと思って制作を始めたのでしょうか?

中島颯太:考えていたのは「自分」をテーマにインプットとアウトプットができたらいいなってことでした。そのために自分の行きたいところに行きたいと思いましたし、カメラが趣味なので自分で撮った写真や描いたイラストも入れたい、そして撮影中に感じたことも入れて、すべてをいれた1冊にするのが目標でした。『THE SELF』というタイトルは撮影を終えてから決めたのですが、外見やファッションといったビジュアルはもちろんですが、自分自身を愛すっていう部分も表したかったので、決めました。

ーー自分をテーマにインプットとアウトプット……やりかたはいろいろありそうですね。

中島颯太:自分の好きなもので形にしたいっていうのはずっとあったんです。それで、撮影していただいたカメラマンの荒木勇人さんが、最初に打ち合わせした時に、「格好やヘアメイクはカッコいいままでいいけれど、カッコいいポーズだけじゃなくて、1枚1枚にストーリーがあったり、感情が動いていたりするものを撮りたい、そういった1冊にしたい」とおっしゃったんです。そのなかで、自分自身を見つめ直すというか、自分が好きなものって何だろうって探す旅っぽい感じはどうかって提案していただきました。自分も、自分の強さ、強みを探す旅って確かにいいかもしれないなって。

ーー撮影地はイングランド。いただいた資料には「あこがれのヨーロッパで撮影」とありますが、そのなかでイングランドに決めた理由はありますか。

中島颯太:まずは音楽です。イングランドは音楽があふれているところというイメージがあって、ザ・ビートルズ、オアシス、オルタナティブもそうですけど、時代を作った音楽が生んだところ。いろいろな音楽を知る上で、イングランドに行く意味があると思いました。それにサッカーも! 自分の好きなものが詰まっていたので行きたいなと思っていました。

ーー一般的なイギリスではなくイングランドの呼び方を選んでいるのは、中島さんがサッカーをしていたことにも関係があるのかなと思っていました。

中島颯太:……それもあるかなあ(笑)。

ーーイングランドは初めてですか? プライベートも含めて。

中島颯太:ヨーロッパ自体が初めてでした。撮影は4日間でしたけど、本当に楽しかったです。いろいろなことが想像以上でしたし、町の人もめちゃくちゃ優しくて!

コッツウォルズの風景に「アーティストになって良かった」

ーー写真集には、どこか牧歌的でもある自然や、ロンドンの街並み、シャーロック・ホームズで知られる地下鉄のベイカーストリート駅だったり、老舗レコードショップ、ハウスボートだったり、いろいろなタイプの写真が収められています。そのなかで、この写真が撮れて良かった!と思う写真を選ぶとしたら?

中島颯太:表紙の写真です。コッツウォルズで撮影したもので、ギターを持って草原を見ている写真です。イングランドに来て良かった、アーティストになって良かったって思っている瞬間です。撮影したのはイングランドに到着して2日目の朝で、早い段階でこの写真が撮れたのは良かったなって思います。

ーーこの写真が撮れた時、表紙であるとか、写真集のなかでも大事な一枚になる予感はありましたか?

中島颯太:ありました。イングランドに行く前ですけど、写真にはストーリーと音が流れてるから、それを切り取る方がいいって荒木さんが言っていたんです。これまでたくさん写真を撮っていただいてきましたが、自分もカメラが好きなのもあって、このポーズ、この表情がいいだろうなとか、太陽がこっちから来てるからこうだとか、考えてポーズをしてきたんです。だけど、この写真はそうじゃない。いい瞬間を撮るから自由に動いて!って。草原を見ているのを後ろから撮られてるだけなんですけど、力の入ってない感じとか、ギターの持ち方とか…荒木さんのいう“ストーリー”がある一枚です。

ーーこの時は撮られているっていう意識はなかったですか?

中島颯太:ないですね。後になって、ああ撮っていたんだ、ぐらいの感覚でした。自分自身は、ここに来るべくして来たんだなって、自分に向き合っていました。

< br>コッツウォルズでの写真は通常版の拍子になっている

コッツウォルズでの写真は通常版の表紙になっている

つらいって部分、悔しいって部分「…自分にはないんだよ」

ーーポーズはしなくていいという指示は、この写真に限らず、写真集全体の写真に対してですか? これまでの中島さんの経験を踏まえると、レアな経験というか挑戦にも思えます。

中島颯太:最初の方はなじめなかったです。撮っている時に、今のはポーズを考えてるだろ、このポーズがいいんじゃないかのようなやり取りを何回かしました。いま荒木さんが言ったことをしたら僕は俳優になるじゃないですか、演技じゃないですかってなったりもしました。

荒木さんは、ずっと“本当の颯太を出してほしい”って言ってくださっていたんです。中盤過ぎたころに撮影したレコーディングスタジオでピアノとかギター、ドラムを叩いている写真があるんですけど、その時も「本当の部分、つらいって部分、悔しいって部分を出してこい!」って。でも、その時に……出てこなくて。つらいって部分、悔しいって部分が、自分にはないんだよって思いました。でもそれが、これが自分だって思えた瞬間になったんです。ないっていうのが自分なんだって、一気に開きました。だったら、この強さは誰かのために使えばいいんだ、それについてきてくださいって感覚になりました。

ーー 「つらい」「悔しい」がない。そう思いこんで自分を洗脳してるみたいなところはないですか? ないものを出すような困難を乗り越えるために。

中島颯太:……うーん、本当にないんですよね、ネガティブだとか後悔とか…嫌なこと。荒木さんがいう本当のつらさとか本当の悔しさっていうのがムカつくぐらいなくて、キレかけたぐらいです。振り返れば、サッカーの試合でPKを外して試合に負けたとかの悔しさはあったし、今もそういうのはないわけじゃないですけど、その悔しいって気持ちをネガティブに捉えてないってことなんだと思います。そこから自分がどうなっていくのかのほうが知りたい。

ーー中島さんらしいリアクションかなと思います、一方的にですが(笑)。

中島颯太:(笑)。荒木さんとの撮影を通して改めて気づくことができました。アーティストとして何かを発信していく身として、自分的にうれしい感情と再び出会えました。

ーー4日間の撮影のなかで、開けた瞬間に至るまでの中島さんの思考はテキストになっていて写真集のあちこちに差し込まれていますが、一つひとつが力強くて、ポジティブで、意外とシャープに突き刺さります。

中島颯太:全部イングランドで撮影していた時に書いたメモです。移動中とか寝る前とか。荒木 さんとのやり取りの中で自分が奮い立った後に書いているから、ポジティブフレーズ が出てきて。これを言う恥ずかしさもないんですよ。

「こんな宝物はない」
ーーここまでお話を聞いてきて『THE SELF』は中島さんにとって、また新たな特別な作品になったのかなと思います。

中島颯太:初心に返るならこの瞬間と思う瞬間や、いろんな感情が動いた瞬間を全部写真で残してくださいました。自分としてはこんな宝物はないですね。

ーー『THE SELF』を経て、新たに挑戦してみたいこと、こういうことできるんじゃないかなと考えていることはありますか?

中島颯太:文章を書いてみたい、ですかね。エッセイのような、もう少し長いものを書いてみたいです。写真集の最後にあとがきを書いているんですけど、書いていてすごく楽しかったです。自分が思ったことや感じたことを書いて、それを読んでくれた誰かにパワーを届けられたらって思います。

プロジェクト第4弾「好きなことをやりました」

ーーさて、『THE SELF』は、FANTASTICSのメンバーが月替わりで書籍を発表していくプロジェクト「GL-9~FANTASTICS BOOKS~」から生まれた写真集。中島さんは第4弾ですが、制作中、他のメンバーがどんな一冊を作っているのか気になりませんでしたか?

中島颯太:幻冬舎さんに本当に好きなことをやっていいって言われたので好きなことをやりました。気になっている部分は、幻冬舎さんがどうにかしてくれるはず、と思って(笑)。

ーー澤本夏輝さんのフォトエッセイ、瀬口黎弥さん、堀夏喜さんの写真集、そして中島さんも写真集と大きく括るとビジュアルで見せる本。それぞれ拝見して、当たり前ですが、表現の仕方、届け方って、違いがあるものだなと感じます。

中島颯太:そうですよね。澤さん(澤本)は普段はあまり自分から言わない人なのでフォトエッセイを読んで、そういうこと感じていたんだと思いました。スタッフの方に「もっと輝け」って言われたって話があったんですけど、それを言われている時、僕は横にいたんです。あれから澤さんの表情とかライブの時のカメラへの向き方とかが変わったのを感じていて、あの瞬間、あの1行2行で書かれている部分で人生が変わったんだって思いました。

黎弥くんは黎弥くんっぽかったですね。全部の写真がハッピーで……今もハワイが抜けてない。逆に今が一番ハワイかもしれない。

堀さんは、ずっとやりたいって写真集出したいって言っていたし、めっちゃやりたいことあるだろうなって、スタッフさん大丈夫かなって思うぐらいでしたけど(笑)……めっちゃ堀さんでしたね。

ーー今後も他のメンバーが控えているわけですが、気になってる方や作品はありますか?やっぱり……

中島颯太:世界さんです。

ーーですよね。ここまで、もれなく世界さんです。

中島颯太:いろいろなカルチャーに溺れているって言っていたので楽しみです。他のメンバーは、みんな言っていたかもしれないですけど、何となくイメージがわくというか……(木村)慧人なんて撮影終わってすぐに見て!って見せてきましたから。

ーー……“慧ちゃん”ですね。

中島颯太:……慧ちゃんでしょ。といっても、お互いになんですけどね。こんなの撮ったよ!って見せあって、いいね!ってお互いに言っています(笑)。

ーーさて気になる世界さんですが、中島さんの次、7月に発売を控えています。世界さんに何か聞きたいことはありますか? 取材の機会をいただけたら代わりに聞いてきます。

中島颯太:そうだなあ……僕はどういう人になった方がいいですか、グループの中でどういう存在になってほしいと思っていますか?

ーー きちんとした質問(笑)。さて、堀さんから質問を預かっているんですが……中島さんは堀さんと定期的に焼肉に行かれるそうですね。

中島颯太:行きますね。

ーーそれで、いつもヤングコーンを注文される。

中島颯太:しますね(笑)。

ーー「でも、この間は頼まなかった。頼む時と頼まない時、その違いは何?」……という質問です。

中島颯太:…どんな質問してんの?(笑)答えは「あの日はアスパラを注文したから」です(笑)。

ーーこれで堀さんもスッキリしてツアーに全力で臨めるんじゃないでしょうか……たぶん。さて、このインタビューが出るころにはツアーも開幕してというタイミングになると思いますが……今のFANTASTICS、中島さんにはどんなふうに見えていますか?

中島颯太:めちゃくちゃ素敵だなと思っています。それぞれキャラクターがちゃんと確立できていて、ライブはそれが存分に反映されたものを届けられていると思っているので、このまま突き進んでいきたいと思っています。今回のツアーも僕たちの新しい挑戦ができているのでワクワクしています。ぜひ会場に足を運んでいただければうれしいです!

发布于 韩国